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桜の頃も間近となった日曜日の午前8時すぎ。久しぶりの青空に誘われたのでしょう、室見川河畔ではもう、散歩やランニングが始まっています。心地よい春風に吹かれ、気持ち良さそうです。上空には鳥たちが飛び交い、浅瀬ではマガモやサギがゆっくりと羽を休めています。春の風物詩・白魚漁のヤナの上には、カモメの行列です。仲良く川面を泳ぐヒドリガモのつがいは、水中に頭から突っ込み、餌とりに余念がありません。
そこには、昔ながらの心安らぐ風景があります。いつの時代も、川の流れは私たちの心を潤わせてくれます。特に、ストレスの多い現代社会のなかでは、川辺は最高のアメニティ空間であり、癒しの場所です。 |
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室見取水場近くの橋の下で、軽快なランニングウェアで体操している一団がありました。室見川ランニングームの人たちです。そのなかの一人、新原重範さん(56歳)は私と同年の幼友達で、酒屋を営んでおられます。「むかしは、春になると砂にもぐった白魚とり、夏は泳いで、秋は上流までハイキング、四季折々に楽しみました。」お互いに清流だった頃の室見川を鮮明に覚えているから、最近の水の汚れが気になるのです。「それでも、朝も夕も室見川を楽しんで下さる人が増えましたね」と、新原さんもうれしそうです。笑顔であいさつして小戸公園へとランニングに行かれました。
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